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アサギマダラに会いに行く 水尾

水尾

​山深い渓谷の橋の上にあるJR保津峡駅。 

電車利用の人はこの駅で

水尾とは「きれいな水の湧くところ」という意味で、かつては老ノ坂峠とともに京都都丹波を結ぶ二つの道の道の一つでした。

平安時代の作とされる{宇津保物語}に源少将仲頼のこの地で隠遁生活について書かれているので、はるか昔からよく知られた場所で、かつて沿道には土産物屋や茶店に宿などが立ち並び、1000人もの人が住んでいたそうです。

(水尾散策マップより要約)

実は、今では柚子の里として知られているものの、これといって観光の目玉になるようなものもなく、ハイキングやトレッキングの人以外は訪れないような、陸の孤島と言ってもいいくらい不便な山奥だという認識でした。

​今回は9月の30日より藤袴祭りが行われるということを聞き、アサギマダラにも会ってみたかったこともあって、10月2日、初めてこの地を訪れることにしました。

​JR保津峡駅前のようす。止まっているのは自治会が運行するバス

いつもは便数が少ないので注意

この日はあいにくの曇りがちの天気でしたが、雨は降らなさそうです。

電車だとJR保津峡駅下車ですが、今回は車で駅まで行ったため、嵐山で多数の観光客と遭遇してしまいました。

人混みをようやく向けだして大覚寺の山門を横切ると、細い路地におしゃれな店が続く場所に出ました。

なんというところなのか、京都に住んでいても観光には疎いので知りません。

坂になっている道をひたすら登り、やがて薄暗い山道に差し掛かりました。ここからはけっこう曲がりくねった道になっています。そしてハイキングの人たちが大勢歩いている横を通り、ようやく開けたところが保津川駅でした。

いや、カーナビってすごいですね。本当なら途中で引き返してたかもわかりません。

駅に着くと運の良いことに自治会のバスの出発時刻の少し前でした。

この日はイベント中でもあり30分に1度の便がありますが、普段は木曜日と祝日休みの1日5便で、それも朝夕だけですから、いかれる方は注意が必要ですね。

​フジバカマ畑 標高が高いから空が近い

​さっそくアサギマダラとご対面

バス停を降りて少し坂を登ると案内標識があります。それにそって下りた先がフジバカマ畑。

澄んだ涼しい空気に漂う甘いフジバカマの匂いが漂っています。あまり強い匂いではないはずなのに、花の数が多いからでしょうか。

探すまでもなくアサギマダラがあたりをふわふわ飛んでいます。

黒地に薄青のまさしく浅葱色。とてもきれいな蝶です。
 

大きさはアゲハ蝶サイズでやや大きめの印象。飛び方もアゲハ蝶に似ていて、一度花に止まればゆっくり羽ばたきながら、かなり長い間蜜を吸っていました。

フジバカマの蜜が、本当に好きなんだね

コスモスの群生も見事!でした

いつまでも見ていたかったのですが、あっという間にバスの時間…でしたが、なんと次のバスは満員と言われました。

その次は1時間20分後。駅までの​距離は3.6kmで1時間と案内板にあったので、歩いて帰ることにしました。

​のんびり景色を見ながら歩いているとさほどかからずに赤い鉄橋が見えてきました。40分ほどでしょうか、帰りは下りなので、思ったより楽でした。

米買い道として昔は大勢が通った道

愛宕山参拝の入り口でもある

下り途中の湧き水 たくさん見かけた

​このあとなぜか出ないはずのバスに抜かれる

風情ある柚子の里 でも、なぜか宿泊不可

行ってみての感想としては、水尾は自然に恵まれとてもいい環境でした。​フジバカマの香りもアサギマダラの優雅な飛翔も記憶に残るものになりそうです。

次回は柚子風呂にも行ってみたいですね。

注意事項を書いておきます

水尾には駐車場はありません。細い道に沿って集落があるので停める場所もないです。よって交通手段は歩きか自治会のバスになります。(大人250円)

特に帰りのバスの時刻には気をつけてください。

イベント期間は飲み物やおにぎりは売っていましたが、普段いかれる方はコンビニはもとより、見える範囲では自動販売機もなかったので、注意してください。

ハイキングコースはいくつかあるようですが、どこも山深いのでかんたんな装備ではいかないほうがいいようです。

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